結局、他人から見た自分が全て【自己分析】

あっという間に3月ですね。4月は入社の季節、ということで新入社員の皆さん、おめでとうございます!(早い)

そして23卒の方や24卒の方はインターンや選考が早くも始まっていますね。人事もこの時期はバタバタとしているのですが、ふと自分の就活の時を振り返った時に「自己分析ってよく分かんないままだったな〜」ということを思い出したんです。色々な本を読んでやってみたのですが、どうにもまとまらないままに内定をもらって就活は終了しました。

そして、最近会社の先輩に言われて非常にしっくりきた言葉がありまして、それが「結局、他人から見た自分が全てだよね。他人から見てどうか?でしか自分のことって分からなくない?」でした。
頑張って「自己分析」していたけど結局そうだよなあと納得したので、整理してみようと思います。

これから就活が本格化する方、そして転職活動中の方もぜひ参考にしていただければと思います。

結局、他人から見た自分が全て

自己分析をするための本や自分探しの旅をしたことがある・する予定の人もいるかと思います。そういった「自分で自分を見つめ直す」「自分に向き合う」時間も必要ではありますが、結局、自分探ししても自己把握はしきれないと思うんです。

なぜならそれは自分が主観的に捉えているだけの自分であって、相対的なものではないからです。社会の中で生きる時には他人との関わり合いや集団の中で生きる場合がほとんどですし、仕事を想定してもチームで誰かや社会に価値を提供する活動なので、「他の人と比べて自分は何が得意・不得意なのか?」という相対的な自分の特徴を把握することが必要です。相対的に捉えるためには自分の目だけで見ていては足りないですよね。

結局「周りから自分はどう見えているか?」を知ることでしか自分のことは分からないと思います。

他人から見た自分を探る

他人から見た自分を知る方法として、分かりやすいのは“上司や同僚や友人に直接聞いてみること“です!
仕事においての強み・弱みを把握したいなら上司や同僚に聞くのがいいですし、人となりを知るなら友人に聞くのがいいと思います。

周囲に自分の評価を聞くのは小っ恥ずかしいと思いますが(私も就活の時すごく恥ずかしかった覚えがあります…)、社会人になったら聞きやすくなったな〜と思います。

例えば「もっとキャリアアップしたいと思っていて、何が足りないですかね〜?」と聞いてみるとか、「○○のような仕事って、自分としては結構苦手だと思っているんですけど、先輩からするとどう思いますか?」とか、かしこまって聞く必要はなくて、上司との1on1や日常の場面でさりげなく、気軽に聞くようにしています。

また自分自身で自己分析をするのであれば、「よく任せられる仕事から考える」方法がオススメです。

例えば、なぜかいつも忘年会の幹事を任せられる、いつも業務整理やマニュアル作りをお願いされる等、気づくと任せられている仕事はないでしょうか?
そういう仕事があるならそれは、他の人から見て「あなたに任せたら上手くやってくれそうだな」と思われているということ。その仕事の特徴や性質から、自分の強みのヒントが見つかるはずです。

強みの診断ツールを使ってみるのも一手

周囲の人に聞いてみる方法の他には、よくある強み診断ツールを使ってみるのも良いと思います。もしまだ一度もそういった診断ツールを使ったことがないのであれば、ぜひ使ってみてください。絶対新しい発見があるはずです。

有名なものなら、ストレングスファインダー(本を購入してIDを取得する必要があります)や16personalitiesあたりでしょうか。特にストレングスファインダーはやったことがある人が多いので、共通言語として強みを語りやすくおすすめです。

また、会社で360℃評価のサーベイなどがあれば参考にしてみると良いと思います。結構ストレートに結果を受け止めることになるので苦しさはありますが、自分のリアルを知るにはとても良いので私はできるだけポジティブに捉えるようにしています。


就活や転職活動などの参考になれば嬉しいです!

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