我が家は夫婦ともにフルタイムで働きながら、娘(2歳)を育てています。
家事の分担としては、買い物も含めた食事全般は私で、掃除と洗濯は夫が担当、保育園の送り迎えは半々という感じです。ワーママの皆さんはきっとご察しの通り、掃除洗濯は2−3日に1回でいいとしても食事は毎日のことです。
と思いますよね。私も復職当時は頑張っていた時期もありましたが、無理して他に支障が出ても意味がないので、無理しすぎずに、でもできるだけクオリティは下げずにやるにはどうしたらいいかを考えていろいろ試してきました。今回はこの2年間でのベストプラクティスをお伝えできればと思います。
日々頑張るワーママたちの参考になればと思います。
具体的にやっていることをお伝えする前に、全体として意識をしていることが、とにもかくにも「決めないといけないことを減らす」ことです。
決めることって意思力が必要で、この意思力を使うことは思っているよりも体力を必要とします。仕事と子供のことで意思力は常に在庫切れ状態なので、いかに決めずに家事をこなすかということに注力しています。
では日々できるだけ決めずに考えずに食事を用意するためにやっていることを3つお伝えします。
食事の準備において何が一番大変かと言われると、私にとっては「献立を決めること」です。何作ろう〜と悩む時間が苦しいですし、品数とか栄養とか気にするのも大変ですよね。
そこで我が家では献立の構成を決めてしまっています。
具体的には、朝ごはんは主食のパン、タンパク質としてヨーグルト、ビタミンとして野菜スープ。夜ご飯は主食のご飯、汁物、主食(肉か魚)、副菜1品という具合です。たまに品数や構成が変わることもありますが、それは余裕がある時で、基本的にはこの構成です。
そしてメニューもある程度固定化しています。例えば、朝ごはんのパンはホームベーカリーで焼くレーズンパンで固定ですし、夜ご飯の副菜は市販のきんぴらごぼう(ひじきの煮物や切り干し大根など変わる場合もありますが、自分では作らないと決めています)。スープは家にある野菜を適当に入れて、お味噌汁にしたりけんちん汁のようにしたりして作り置きしています。
なので毎日考えないといけないのは、夜ご飯の主食のみ。週に最低2日は魚を食べる、という風に決めておくとさらに悩むことが少なくなります。
このように献立とメニューを固定化させてしまうことで、日々の悩みと意思力を使う場面を減らしています。
買い物も意外と時間がかかるし負担ですよね。ネットスーパーを使うのも手ではありますが、やはり割高ですし届くタイミングに家にいるようにする調整も面倒なので、買い物はリアルにスーパーに行っています。
ただ、食材がないから買い物に行くというのもその時々に考えることになり面倒なので、買い物にいく曜日を決めています。具体的にはメインの買い物は土曜日にまとめて、そして平日の火曜か水曜に1回、で週2回です。
重量のあるものは土曜日に買っておき、作り置きをしたりお肉を小分けにして冷凍しておいたりして平日に備えます。平日の買い物は日持ちしない野菜類を中心に買い足すイメージです。
買い物に行くタイミングと買うものを決めてしまうことで、どのスーパーに行ったらいいかも考えなくて済むので機械的に対応することができます。
買い物も献立もルーティンを作ってとにかく考えずに回せるようにしていますが、とはいえ毎日のことなので「いつも同じでいいのかな〜」と思ったりすることもあります。
そんな時でも自分を追い詰めず、楽しくできる範囲でやっていくことが大切だと思います。自分に大変なルーティンを課しても、それで機嫌が悪くなって家庭の雰囲気が悪くなってしまったら本末転倒ですよね。自分が大きなストレスなく継続できることをやっていけばいいと思います。
たまにはテイクアウトやファーストフードで済ましてしまう日があってもいいのではないでしょうか?我が家も休日のランチはインドカレーなど家では作れないものをテイクアウトしています(娘のは別で作り置きを出したり、、)。普段から頑張っている自分を褒めてあげて、たまには手を抜いちゃえとポジティブに捉えることで日々楽しくやっていけると思っています。
毎日忙しいワーママの皆さん、お疲れ様です。できるだけ手を抜いて、自分の時間も確保して、ストレスを溜めすぎないようにしていきましょう。