コロナは突然に…【自宅療養児と共働き夫婦の10日間①】

実は先月、娘が急に発熱して、コロナ陽性と判明。
毎日新規感染者数のニュースを目にするので、いつかは…と思って過ごしていましたが、本当に突然に現実を突きつけられた感じでした。幸い、娘の熱はその日のうちに下がり、軽い咳と鼻水のみの状態で翌日からは元気に過ごしていました。

両親の私たちはもちろん濃厚接触者なので、娘と共に自宅待機となりました。娘は軽症で私たちは無症状だったのはとても運が良かったですが、発症したのが平日前半で、働いている方々は察していただけると思いますが、調整できない仕事があったりもするわけです。

そんなこんなでドタバタの10日間がスタートしました。

今この記事を書いている時点では自宅療養の期間も終わり、無事にまた保育園に通うことができていますが、振り返るとこの10日間は本当に辛かったです…。そんなコロナ軽症の2歳児と共働き夫婦の10日間を振り返ってみます。


保育園からの連絡から自宅療養開始まで

娘は陽性発覚する前日まで本当にいつも通りの体調で、休みの日は公園でたくさん遊び、元気に保育園に行っていました。私たちもまさかコロナとも思わず、出社して仕事をしていました。

そしてその日、保育園からの電話が!
それほど高くないけれども熱があり、時期が時期なので付属の病院でPCR検査を受けさせてもらいますという連絡があり、そして数時間後に「陽性でした」と先生から連絡がありました。

娘が陽性=両親は完全に濃厚接触者です。私はその日出社をしていたので急いで上司に報告して、すぐに退勤しました。娘も心配だけれど、出社をしていたことで会社にもチームにも迷惑をかけてしまう…ということが本当に気がかりでした。

娘は在宅勤務をしていた旦那がお迎えに行ってくれていましたが、幸いにも熱は高くなく、軽い咳があるだけで食欲もあり元気な様子で安心しました。

そんなこんなで、何か準備する余裕もないまま療養生活が始まりました。

療養期間は10日間、自分たちの体調の変化にドキドキする日々

陽性者の療養期間については厚生労働省で以下の通り基準が定められています。

  • 症状がある方→発症日から10日経過していること、かつ、解熱剤を使わずに解熱しており、咳等の呼吸器症状が改善傾向になってから72時間経過していること。
  • 症状がない方(無症状)→検体採取日から7日経過していること。

また陽性者の同居家族の待期期間は、陽性者の発症日を0日として7日間(8日目解除)です。
※4日目及び5日目の抗原検査(自費検査)で陰性を確認した場合は、5日目から解除が可能なようです。

今回、娘は軽症ではありますが熱や咳といった症状があったので、10日間の療養が必要ということになります。

また恐ろしいのは、娘が回復してきた時に同居家族である私や旦那に症状が出たら検査をしなければなりませんし、それで陽性となったらそこから10日間また療養期間になるということです。一人ずつかかっていったら1ヶ月弱くらい自宅待機となるかもしれないということです…。

仕事のことはどうにかなるとして、風邪とはいえ元気な2歳児を家に閉じ込めておくには限界があります。。私と旦那は絶対にかかるわけにはいかない!という気持ちでした(そんなこと思っていてもできる対策は限られてはいるのですがね、、)

結果としては記事のタイトルの方に「10日間」とあるように、私と旦那には症状が出ることなく療養期間・待機期間を終えることができましたが、療養期間中は毎日ドキドキして過ごしていました。

半日仕事・半日娘と遊ぶ日々は想像以上にハード

さて療養期間中の過ごし方はというと、旦那とシフト制で半分仕事、半分娘と遊ぶという形にしていました。

私も旦那も在宅勤務可能な職種で、会社としても体調に変化がなく勤務可能なのであれば働いてもOKという規則になっていました。娘の陽性も前触れなく突然だったので、私の場合であれば面接等、どうしても調整できない予定があり、交代制で仕事をしようという話になりました。(といっても実際は私の方が調整できない仕事が多かったので、旦那にだいぶ助けてもらいました…。)

この半分仕事、半分娘と過ごすという日々が思っていた以上にハードでした。。

まず仕事面では予定していた時間に仕事を切り上げないといけないというのが大変でした。

限られた時間の中でやることを決めていましたが、突発的なものに対応しているともう予定通りにいかないですし、旦那とシフト制のため終わりの時間は決まっているので、やるべきことが終わっていなくても中断しなければいけません。他の方にお願いしたりという調整の手間ももちろんですが、仕事が残っているというモヤモヤと申し訳ない気持ちでかなりストレスでした。そして残務は結局娘が寝た後にやるしかないので、夜遅くまで仕事をすることも出てきてしまい、身体的にも辛かったです。

一方で娘との時間では、「外に出ずに娘を飽きさせないでどう過ごすか」を常に考えている状態がしんどかったです。

娘も自宅療養2日目には熱も下がり、咳もだいぶ良くなって、家の中を走り回ったり遊んだりしている感じだったので体調面では安心だったのですが、逆に体力が有り余っている状態。家にあるおもちゃはいつも遊んでいるものだしすぐ飽きるんですよね…。そして体力をあまり使えないのでお昼寝もしにくくなるし、夜寝るのも遅くなるし…。

なので、外に出ずにいかに楽しく過ごせるかを本当に常に考えて過ごしていました。
まずは単純ですが、新しいおもちゃをAmazonで購入(置き配してもらいました)。あとは食べるのが大好きな娘と一緒に白玉団子を作ったり、ホットケーキを作ったりお料理系をして楽しみました。そして良い機会なので家庭菜園をしよう!と思い立って、しばらく眠っていたプランターと土を引っ張り出してきてトマトや小松菜などの種を植えて屋上菜園を作ったりしました。なんでも通販で買える時代で本当に助かりました。

なんやかんや楽しく過ごすことができましたが、「次は何をしよう?」と常に考えて緊張しているような状態が続いていたので1日が終わった時の疲労感はものすごかったです。


ちょっと長くなってしまったので一旦ここまでにして、次は療養期間中の食事事情について、そして大変なこともあったけれど良いこともあった10日間だったので、そのあたりについてまとめようと思います。

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