コロナは突然に…【自宅療養児と共働き夫婦の10日間③】

さてさて、トータルではやはり“大変だった“に集約されてしまう療養期間でしたが、良かったこともありまして、それが「娘の成長を実感できたこと」です。

普段は平日は保育園に預けているので、娘との時間は朝と夕方以降のみ。ですが今回は10日間、朝から晩までずーっと一緒!10日間も一緒なんて育休以来なのではないかな…?と最初は何だか懐かしくも感じていましたが、育休中とは比べ物にならないくらい娘は成長していることに改めて気付かされましたし、この10日間の間でも新しいことができるようになっていき、本当に毎日少しずつ成長しているという当たり前なことを実感した時間でした。

細かいことを書くとまとめきれないのですが、娘(2歳6ヶ月)がこの期間にできるようになったこと・成長したポイントをまとめてみようと思います。

トイトレがほぼ完了!

まず、この10日間でトイトレがほぼ完了しました!(拍手!)

保育園でもトイトレをしてくださっていてかなり進んではいたのですが、この10日間で“ほぼ完了”まで持っていくことができました。“ほぼ“というのは、お昼寝や夜寝の時だけ少し心配なのでオムツにしているのですが、それ以外、起きている間はずっとパンツで過ごせています。

通常の生活だと平日は毎日保育園ですし、休みの日も公園などに出かけるので、やはりパンツだと心配(外出先で急に「トイレー!」ってなったらどうしよう…と。)でオムツを履いて出かけることが多くなかなか挑戦させてあげることができていなかったのですが、療養期間はずっと自宅にいるので急なトイレ要求にも対応でき、また生活リズムも一定なのでトイレのリズムも作りやすかったのがポイントだと思います。

トイレが上手にできるたびにハイタッチして一緒に喜んだり、可愛いシールを1枚あげて貼るなど楽しみを用意しておいたことで、娘から進んで「パンツ履く!」と言ってくれるようになりました。

室内遊びの工夫・レパートリーが増えた!

いつものお休みは公園など外に出かけて走り回って遊ぶことの多い娘ですが、療養期間は外に出られないので必然的に室内遊びのみ。。家にあるおもちゃは飽きてしまうだろうし、ずっとテレビや動画を見せておく訳にもいかないし本当にどうしようかと頭を抱えました。

10日間ずっと自宅にいることは決まっていたので、陽性が分かった日に室内で遊べる知育玩具を新しくネットで購入。また家にあるものを使って遊ぶワザを調べて試したりしました。

常に「次は何して遊ぼう…」と考え続けるしんどさはありましたが、親が何か提供しなくても、娘がもともと家にあったおもちゃと組み合わせて新しい遊びを発見したり、「○○やってみようよ」「みてみて!こんなのできたの〜」と声をかけてくれることも多く、発想力と柔軟さに驚かされました。

また遊びとは少し異なりますが、やって良かったのが「家庭菜園」せっかく家にいるのだからと、以前買ってあったプランターに新しい土を入れて、種だけ購入して一緒に植えました。娘が毎朝お水をあげて観察して、療養期間の最後あたりに芽が出たときはとても嬉しそうでした。食べ物を育てることをしてみたいなと思いつつ、なかなか腰が重かったのでとても良い機会でした。

「お手伝いしたい!」の気持ちが大きくなって、自分でできる範囲が広がった!

この10日間、娘もパパママと24時間一緒にいて、普段見えていなかった親の1日の生活リズムや仕事・家事をしている姿を間近に見ることで「私も何かしたい!」という気持ちが自然と芽生えたようでした

キッチンで料理をしていると「手伝う〜!」と言って自分で台を出してきたり、掃除機をかけていると「娘ちゃんもやる〜!」と言ってきたり、洗濯物を畳んでいると一緒に座り込んで自分のズボンを畳んだり…とパパママがやっていることを見て真似することが増えました。

せっかくなので白玉団子や餃子、パン作りなど火を使わずできるものを一緒に作ってみたり、一緒に掃除機やクイックルワイパーをかけたり、娘の洗濯物は娘に(できるところまで)畳んでもらったりしました。
知らぬ間に手先が器用になっていて意外と細かい作業ができたり、自分で畳み方を考えてやってみる姿が見られるなど、自分でできる範囲が実はグッと広がっていたことに気付かされました。

実は親が「まだ小さいから」と線引きして挑戦させていないことがたくさんあるんだろうなと感じ、できそうなことはこれから色々任せてみようと心に決めた貴重な時間でした。

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