オンライン面接で意識したいコミュニケーションのコツ

コロナ禍で、私の会社の場合はほとんどオンライン面接になっていますが、皆さんの会社ではどうでしょうか?
また、オンラインで話す時とリアルで話す時とで話し方など変えていたりしますか?

候補者の方もオンライン面接慣れしている方が最近は多くなってきたなと感じますが、それでもオンライン上のコミュニケーションだからこそ注意すべきこと、またお互いに気持ちよく対話をするためには工夫が必要だなと感じています。

今回はコミュニケーションの観点で、オンライン面接の際に意識したいポイントをまとめてみます。

事前準備:スムーズに面接できる準備を整える

オンライン面接は自宅から接続する方が多く、出かける必要がない・直前に指定のURLから入室するだけであることから、何となく緊張感が薄くなりがちです。

直前で慌てることのないように、スムーズに面接が受けられる準備をしておきましょう。環境面でチェックすることについては以前まとめていますのでそちらをぜひご覧ください。

https://hrworkingmom.com/?p=621

面接中:オンラインに適したコミュニケーションを心がける

オンラインでの会話とリアルでの会話では、どのような違いを感じますか?

オンライン授業やイベントも増えている中で、オンラインだとどうしても相手の細かい仕草や表情が分かりにくい、言葉を発するタイミングが難しい等、感じたことがあるのではないでしょうか?

面接も同様に、やはり対面より相手の雰囲気を感じ取りにくいところがあります。また微妙に言葉が届くまでに時差があったりするので「はい」など相槌を打つことで話の腰を折ってしまうこともあり、相手の話が終わるまでなるべく話さないようにしているのですが、そうすると相手の方が何だか一人で話しているような気がして焦ってしまう…なんてこともあり難しいなと思います。

そこで私が気をつけているのが「リアクションや表情を大きめにする」ということ。
イメージはTVでタレントさんがワイプで写っている時のあの感じです。声は出さないけれどもリアクションで自分の感情を表して「聞いているよ」「話して大丈夫」と相手に届くようにしています(やりすぎると気持ち悪いかもしれませんが、無よりかはいいかなと笑)。

これは面接官としても候補者の方にぜひ試してみていただきたいです。というのも、こちらから質問をしている時や面接の最後に候補者の方からの質問に答えている時など、相手の反応がない(ように見える)と話しているこちらも「伝わっているかな、、」と不安になるからです。

お互いに話しやすい雰囲気を作ることでスムーズな気持ちの良い面接ができるので、ぜひやってみてください。

面接中:資料やメモはなし!自分の言葉で話そう!

オンライン面接ならではの注意点ですが、たまーに明らかにメモを読んでいるなという方をお見かけします

PCの横に付箋などを貼っているのか解答の際に視線が不自然に横にいっていたり、手元のメモを見るために下に視線がいったりする方がいますが、面接官から見たらメモを見ていることは意外とバレバレです。

面接なので緊張することは理解できますし、言いたいことをちゃんと伝えたいという気持ちも分かるのですが、対面の面接であれば質問された時にメモを見て回答するということは普通はないですよね。オンライン面接も形式が変わっているだけで面接ということには変わりないので、そこはぜひその時の自分の言葉で話してほしいなと思っています。

ちなみに、メモを見て話しているな〜と気づいても私の場合は「メモを見ないでくださいね」と面接中にその場で注意することはほぼありません。(手にメモ持って話しているなど明らかに…の時にはいうこともありますが。)でも良い印象は持ちませんし、仮に次の選考に進める場合にも申し送り事項には記載しておくようにしています。「何も言われなかったし大丈夫だったんだ!」と安易に考えない方が良いかな〜と思います。

【番外編】面接官側も気をつけよう

候補者の方だけでなく、面接官側もオンラインだからこそやってしまいがちなことがあります。お互いに注意して気持ちよく面接できるようにしていきましょう!(自戒をこめて)

◾️話しながらPCで猛烈にメモをとる
これは候補者側からすると威圧感や怖さを感じてしまう方もいるようです。メモを取りたい気持ちは分かりますが、適度な量に、そして評価等は面接後に残すようにしてください。
◾️エントリーシート等をみながら話していて候補者を見ない
別タブでエントリーシート等を見ながら面接を進めることになると思いますが、そちらばかりを見ていて候補者の顔を見ないことがないようにしましょう。候補者は基本は面接官のことを見ながら話しているので、面接官が自分を見ているのか他のものを見ているのかは一目瞭然です。きちんと相手のことを見て対話をすることを心がけましょう。
◾️服装が緩すぎる
上半身、もしくは顔と肩くらいまでしか映らないからといって緩い服装をしていませんか?フランクな社風を体現する場合には有効ですが、もしオンラインだからと油断してのことであれば候補者側からしても違和感しかないので、きちんと見える服装・姿勢で面接に臨むようにしましょう。


オンライン面接という状況に配慮したコミュニケーションで、面接官に逆に良い印象を与えられるように工夫してみましょう!

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